開咬※難症例 症例解説動画あり インビザライン全体矯正
奥歯は咬み合わせているのにもかかわらず
上下の前歯が全く当たらない
『開咬(かいこう)』の方を改善したケースです
最下部に症例解説動画を載せております
⇩治療前
⇩治療途中
⇩治療後
歯科界では矯正の難症例というものがいくつかありますが
そのうちの一つとなります
<難症例である理由>
①治療に必須である「奥歯の圧下」が難しい
②前歯にすきまを作ってしまう要因を取り除くのが難しい
まず①に関して
圧下とは、歯茎側に歯を押し込むことを言います
反対に引っ張り出すことを挺出(ていしゅつ)と言います
挺出は比較的優しいですが、圧下は難しいのです
ただ、上下の奥歯とも圧下をしないと
前歯のすきまは小さくなりません
これが難症例である理由となります
しかし
インビザラインはワイヤーなどの他の矯正装置に比較して
圧下が得意なのです
そのため、開咬を治療する際には
インビザラインを使用すると
そこまで難しくありません
②に関して
上下前歯にすきまを作ってしまう要因ですが
唇、舌、指しゃぶり、一部の楽器・・・など
頻繁に前歯に挟むものがあると
その持続的な圧力により歯が動いてくるのです
指しゃぶりが残っているお子様や
口唇巻き込み癖や舌突出癖といった悪習癖がある方
がその原因となります
この悪習癖を直すのはなかなか難しく
たびたび取り上げている
MFT(口腔筋機能療法)
を行うことが必要となります
このMFTをしっかり行っている歯科医院は
矯正歯科医院も含めてもそこまで多くないのが実情です
重大なことがもう一つ
この開咬というかみ合わせですが
『歯を失いやすい』
ということがわかっているかみ合わせでもあります
80歳で20本以上歯が残っている方を300名以上調査したところ
・著しい上顎前突(出っ歯)
・著しい下顎前突(受け口)
・開咬
この3つの咬み合わせの方で8020達成者は1名もおられなかった
という趣旨のことが書いている論文があります
⇩この論文に記載があります
なるべく早いうちに直したほうがいい咬み合わせですね
⇩以下の症例解説動画もご覧ください
インビザライン コンプリヘンシブ
保険外診療 935,000円(税込)
治療期間 約1年
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