強めの叢生症例 マウスピース全体矯正『インビザライン』
インビザラインが比較的得意な
『非抜歯』による矯正治療です。
今回のような強めの叢生(デコボコ)では
小臼歯(歯並びの真ん中あたりの歯)を抜いてできたスペースに
前歯と奥歯を並べていく
という方法がよくとられます(抜歯矯正)
インビザラインでは奥歯をさらに奥に移動させる
(※専門用語で遠心移動といいます)ことでスペースを得ることが容易で、
小臼歯の抜歯を避けられる可能性が高まります。
※通常、奥歯の遠心移動は難しいテクニックとされます
抜歯か非抜歯かでは大きな違いとなりますので、
術前の診査診断がとても大事なケースと言えるでしょう。
21歳男性
⇩術前正面
⇩術前 上の前歯
⇩術前 上の前歯
⇩術前 下の歯
⇩インビザライン終了時(順に正面・上の歯・下の歯)
また、とても細かいことですが、
術前と術後では
プラークコントロール(患者様自身の清掃)
が大きく変わり、良くなっていることがわかります。
矯正治療の目的は歯をしっかり並べることとなりますが、
お口の健康のためにはそれだけでは不十分です。
実はこのケースでは、
すぐに矯正治療に取り掛からず、術前の準備として
虫歯治療と歯周病治療をしっかりと行っています。
患者さまもその意味をしっかりご理解なさっておられましたので
しっかりと矯正治療に取り組むだけでなく
ブラッシングなども丁寧に行っておられました。
我々が目指す患者さまとの共同での診療が達成できたケースであったと思います。
インビザライン コンプリヘンシブ
保険外診療 935,000円(税込)
治療期間 約1年6か月
★担当歯科医師によるインビザラインの無料相談(60分)を行っています。
ご予約はお電話(042-452-8548)か
WEBよりお願いいたします。
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